NHKオンデマンドは月990円。受信料とは別料金で、NHK ONEとは役割が違う
※本記事はPRを含みます。
公開日:2026年10月8日
確認日:2026年10月8日(料金は税込)
NHKの番組をネットで見る方法は、2026年10月時点で2つに分かれています。放送中と放送後1週間は「NHK ONE」で、受信契約があれば追加の費用なしで見られます。それより前の番組や過去の朝ドラ・大河ドラマは、受信料とは別に月額990円がかかる「NHKオンデマンド」で見ます。NHKオンデマンドは、U-NEXTやAmazonプライム・ビデオを通しても入れます。私はNHKオンデマンドを使ったことがないので、この記事は入る前に公式ページで調べた内容と、他社との比較で書いています。
NHK ONEとNHKオンデマンドの違い
最初に、名前の似た2つのサービスを整理します。
| 項目 | NHK ONE | NHKオンデマンド |
|---|---|---|
| 始まった時期 | 2025年10月1日 | 以前から続いているサービス |
| 見られるもの | 放送中の番組(同時配信)、放送後1週間以内の番組(見逃し配信)、ニュース記事 | 放送から7日たった番組、過去の番組 |
| 料金 | 受信契約があれば追加の費用なし | 受信料とは別に月額990円(見放題パック) |
| ニュース番組 | 見られる | 対象外の番組がある |
NHK ONEは、2025年10月1日に改正放送法が施行されたのに合わせて始まったサービスです。それまでの「NHKプラス」などのアプリは9月30日で終わり、10月からは新しいアプリに切り替わりました(2025年9月の報道)。スマホ版の「NHKプラス」アプリは、新しい仕組みでも同時配信・追いかけ再生・見逃し配信に使えます。
NHKオンデマンドは、NHK ONEとは別の有料サービスです。U-NEXTの公式ページには、2025年9月29日午前5時以降に放送された番組は「本放送終了の7日後から配信」と書かれています。つまり、放送から1週間はNHK ONEで、そのあとはNHKオンデマンドで見る、という分担になっています。
NHK ONEと受信料の関係
NHK ONEの公式ページには、次のように書かれています。
- NHK ONEは誰でも利用できる
- 受信契約を結んでいる世帯は、追加の契約や費用の負担なしで使える
- 契約していない世帯が使う場合は、放送法に基づく契約が必要
報道によると、テレビなどの受信機がなく、ネットのサービスだけを使う場合も「地上契約」の手続きが必要で、受信料は月額1,100円(沖縄県は965円)です(2025年9月の報道)。初めて使うときに案内が表示され、同意すると受信契約を結ぶ義務が生じると説明されています。
テレビがあって受信料を払っている家庭なら、NHK ONEで直近1週間の番組を見るのに追加の費用はかかりません。最新話を追いかけるだけなら、NHKオンデマンドに入る必要はありません。
NHKオンデマンドの料金
NHKオンデマンドには、月額で見放題になる「まるごと見放題パック」と、1本ずつ買う単品の2つの買い方があります。
| 買い方 | 料金 | 見られる期間 |
|---|---|---|
| まるごと見放題パック | 月額990円 | 毎月1日から月末まで |
| 単品 | 1本110円程度から(番組で違う) | 購入から72時間(解説記事) |
| 無料の番組 | 0円 | 一部の番組のみ(不定期) |
まるごと見放題パックの月額990円は、U-NEXTの公式ページの案内と解説記事で確認しました。NHKオンデマンドの公式サイトは、今回の確認環境から開くことができませんでした。単品の料金と見られる期間は解説記事の情報で、朝ドラは1話110円程度、大河ドラマやドキュメンタリーは1本220円程度と紹介されています。
見放題パックの料金は受信料とは別で、受信料を払っているかどうかに関係なく、月額がかかります。
請求の仕組み:見放題パックは「月末まで」
まるごと見放題パックで気をつけたいのは、期間の数え方です。U-NEXTの公式ページでは、パックの契約期間は「毎月1日から月末まで」で、購入した日から月末まで見られると書かれています。解説記事でも、NHKオンデマンドに直接申し込んだ場合も同じく「契約した月の1日から月末まで」と説明されています。
| 買った日 | 見られる期間 | 料金 |
|---|---|---|
| 10月1日 | 10月1日〜10月31日 | 990円 |
| 10月25日 | 10月25日〜10月31日 | 990円 |
登録した日から1か月ごとに数えるサービス(Netflix、DMM TV、Huluなど)とは違い、月の後半に買うと、同じ990円で見られる日数が短くなります。過去の大河ドラマを一気に見たいなど、まとまった時間を使うつもりなら、月の初めに買うほうが日数を多く使えます。請求日の数え方をサービスごとに比べたいときは「請求日と、やめたあといつまで見られるか」を見てください。
配信される番組と期間(2026年10月時点)
U-NEXTの公式ページでは、まるごと見放題パックの対象は22,000本以上で、総合・Eテレ・NHK BSの番組が見放題とされています。番組ごとの配信期間は、放送から2週間のものと1年のもの(延長される場合あり)があります。ニュース番組など、対象外の番組もあります。
2026年10月時点で、U-NEXTの公式ページに例として載っていた番組は次のとおりです。
| 種類 | 番組(2026年10月時点で配信) |
|---|---|
| 連続テレビ小説 | 風、薫る/ばけばけ/あんぱん/おむすび |
| 大河ドラマ | 豊臣兄弟!/べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~/光る君へ/どうする家康 |
| ドキュメンタリー | 映像の世紀/ドキュメント72時間 |
| ドラマ | 団地のふたり/岸辺露伴は動かない |
朝ドラや大河ドラマを途中から見始めた人が、最初の回にさかのぼって見る使い方に向いています。放送から1年で配信が終わる番組もあるので、見たい番組が決まっている人は、配信期間を作品ページで確かめてから入ります。
民放のドラマやバラエティ、アニメは対象ではありません。NHKの番組以外も見たい人は、U-NEXTを通して入ると、ほかの作品と同じアプリで見られます。
見たいものから選ぶ:NHK ONEで足りるか
NHKの番組を見たい人が、NHKオンデマンドに入るべきかどうかは、見たいものによって変わります。ここまでの内容を、よくある場面に当てはめると次のようになります。
| 見たいもの | 使うサービス | 追加の費用 |
|---|---|---|
| 今放送中の朝ドラを毎日追いかける | NHK ONE(放送後1週間以内) | 受信契約があればなし |
| 見逃した回を、放送から1週間以内に見る | NHK ONE | 受信契約があればなし |
| 放送から1週間以上たった回を見る | NHKオンデマンド | 月額990円 |
| 前の年の大河ドラマを1話から見る | NHKオンデマンド | 月額990円 |
| 1つのドキュメンタリーだけを見る | NHKオンデマンドの単品 | 1本ごと |
| ニュース番組を見る | NHK ONE | 受信契約があればなし |
毎日決まった時間に見られない人でも、1週間以内に見れば、受信料のほかに費用はかかりません。NHKオンデマンドが必要になるのは、1週間を過ぎてしまった回や、過去の番組をさかのぼるときです。
反対に、出張や仕事の忙しい時期が続いて1週間以上見られないことがある人は、NHKオンデマンドがあると取りこぼしを拾えます。どちらの使い方になるかを先に考えておくと、毎月990円を払い続けるかどうかを決めやすくなります。
3つの入り方を比べる
NHKオンデマンドの見放題パックには、3つの入り方があります。
| 入り方 | 毎月かかる金額 | 無料体験 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| NHKオンデマンドに直接 | 990円 | 記載なし | NHKの番組だけでよい人向け。単品でも買える |
| U-NEXTを通す | 2,189円(パックは毎月のポイントで払える) | U-NEXTの31日間無料トライアル | U-NEXTの見放題作品も見られる |
| Amazonプライム・ビデオを通す | 600円+990円=1,590円 | パックには無料体験なし(解説記事) | プライム会員であることが必要 |
U-NEXTを通す方法は、U-NEXTに毎月付く1,200円分のポイントで、990円のパックを買えるのが特徴です。U-NEXTとNHKオンデマンドを別々に払うと3,179円ですが、ポイントで払えばU-NEXTの月額2,189円だけで両方が見られます。U-NEXTのNHK向け案内ページから無料トライアルに登録すると1,000円分のポイント(有効期限30日)が付き、これもパックの購入に使えます。U-NEXTの請求の仕組みは「U-NEXTの記事」で書いています。
Amazonプライム・ビデオを通す方法は、プライム・ビデオの「チャンネル」としてNHKオンデマンドを追加します。解説記事では、チャンネルの月額は990円で、無料体験はなく、単品の購入はできないと紹介されています。Amazonの公式ページは今回の確認環境から開けなかったため、チャンネルの条件は公式では確認できていません。プライム会員の費用を合わせると月1,590円です。
直接申し込む方法は、NHKの番組だけ見られれば足りる人にとって、いちばん月額が低くなります。1本だけ見たい番組がある場合は、単品で買えるのも直接申し込む場合だけです。
支払い方法
入り方によって、使える支払い方法が変わります。
| 入り方 | 支払い方法 |
|---|---|
| 直接(見放題パック) | クレジットカード、キャリア決済(d払い、auかんたん決済)、楽天ペイなど(解説記事) |
| 直接(単品) | 上記に加えて、電子マネーが使えるものがある(解説記事) |
| U-NEXTを通す | U-NEXTのポイント。不足分はU-NEXTに登録した支払い方法 |
| Amazonを通す | Amazonに登録した支払い方法 |
直接申し込む場合の支払い方法は、公式サイトを開けなかったため解説記事の情報です。解説記事によって書かれている内容に違いがあるので、申し込み画面で確かめてください。動画配信の支払い方法の全体は「動画配信17社の支払い方法」にまとめています。
画質・同時視聴・対応端末
NHKオンデマンドに直接申し込んだ場合の同時に見られる台数、画質、ダウンロードの可否は、公式サイトを開けなかったため確認できませんでした。解説記事で確認できたのは、スマートフォン、タブレット、パソコンなどで見られることと、日本国内でしか見られないことです。
U-NEXTを通す場合は、U-NEXTのアプリで見られます。U-NEXTの公式ページでは、U-NEXTはフルHD(1080p)に対応し、一部の作品は4Kとされています。テレビで見るなら、U-NEXTやプライム・ビデオのテレビ用アプリを使う方法があります。テレビにつなぐ機器は「動画配信をテレビとパソコンで見るのに必要な機器」を見てください。
NHK ONEのほうは、報道によると、スマホ版のNHKプラスアプリの画質が2025年10月から最大1920×1080に上がりました。
ほかの動画配信との比較
| サービス | 月額 | 無料体験 | NHKの番組 |
|---|---|---|---|
| NHK ONE | 受信契約があれば追加なし | 対象外 | 放送中と放送後1週間 |
| NHKオンデマンド | 990円 | 記載なし | 放送から7日後以降と過去の番組 |
| U-NEXT | 2,189円 | 31日間 | パックをポイントで追加できる |
| Amazonプライム・ビデオ | 600円 | 30日間(解説記事) | 別料金のチャンネルで追加できる |
| Netflix | 890円〜 | なし | 見放題の対象かは作品ごとに確認 |
| DMM TV | 550円 | 14日間 | 見放題の対象かは作品ごとに確認 |
ほかの動画配信の月額を並べた一覧は「動画配信の月額一覧」にあります。
NHKの番組は、ほかの動画配信で見放題に入ることもありますが、まとまった本数を見るならNHKオンデマンドが基本の入り口です。見たい大河ドラマが決まったときに1か月入る、という使い方の考え方は「見たい作品ができたときに入る」にまとめています。
向いている人
- 過去の朝ドラや大河ドラマを1話から見直したい人
- 放送から1週間を過ぎて、NHK ONEで見られなくなった番組を見たい人
- 「映像の世紀」など、NHKのドキュメンタリーをまとめて見たい人
- U-NEXTをすでに使っていて、毎月のポイントの使い道を探している人
よくある質問
Q. 受信料を払っていれば、NHKオンデマンドは無料ですか?
A. 無料ではありません。受信料とは別に、まるごと見放題パックは月額990円がかかります。受信料を払っている家庭で追加の費用なしに使えるのは、放送中と放送後1週間の番組が見られるNHK ONEのほうです。
Q. 放送したばかりの番組は、NHKオンデマンドで見られますか?
A. 2025年9月29日以降に放送された番組は、本放送の終了から7日後に配信が始まります。それまでの1週間はNHK ONEで見ます。
Q. 月の途中で見放題パックを買うと、日割りになりますか?
A. U-NEXTの公式ページでは、パックの期間は毎月1日から月末までで、買った日から月末まで見られると書かれています。月の後半に買っても990円で、見られる日数が短くなります。
Q. U-NEXTとNHKオンデマンドは、どちらから入るのが安いですか?
A. NHKの番組だけなら、直接申し込む990円がいちばん低い月額です。U-NEXTも使うなら、U-NEXTの月額2,189円に付く1,200円分のポイントでパックを買えるので、別々に払う3,179円より安くなります。
Q. 海外から見られますか?
A. 解説記事では、NHKオンデマンドは日本国内でしか見られないと紹介されています。